旦那のダブル不倫により浮気相手は離婚を選択したこと


単純に不倫と言っても、子供がいるかどうかで、その重みも変わってくるように思います。子供のいない不倫は、離婚したとしても、その後の人生に大した影響はないと思います。

しかし、子供がいた場合は、悲惨でしかありません。子供からどちらかの親を取り上げることになりますし、お金の問題も発生します。仲が悪いまま一緒に生活をした方が良いという面もありますが、経済的な面を考えると、子供のためになかなか離婚はできないものです。

私も、旦那の離婚が分かった時、1人でやり直せるのであれば、離婚という道を選んだでしょう。しかし、子供のことを考えると、安易にその選択はできませんでした。

浮気発覚と浮気相手の素性について

旦那の浮気が分かったのは、旦那が辻褄の合わない嘘をついたからでした。元々、嘘をつくのが下手くそな人なので、私にバレたと思った時に、自ら告白してきました。問題が深刻化するのを恐れたのでしょう。

そして、浮気が発覚したとなると、気になってくるのは、浮気相手がどこの誰なのかということです。旦那曰く、会社の同期とのことで、彼女も結婚していると言っていました。

ただ、我が家と大きく違うのは、浮気相手には子供がいないということです。旦那さんも家をあけることが多いらしく、浮気する時間をいくらでも捻出できたようでした。

私は、毎日仕事をしながら育児と家事をこなしているというのに、旦那と浮気相手はのうのうと不倫に走っていたことに憤りしか感じませんでした。

両夫婦による修羅場とも言える話し合い

今後のこともあるので、私達夫婦と、浮気相手の夫婦との4人で話し合いの場を設けました。まさに、ドラマで見るような修羅場でした。

私は、なるべく感情的にならないようにしていましたが、相手の旦那さんがずっとイラついていました。旦那が土下座して謝っている姿を見て、本当に情けないと思いました。

浮気相手の女性は、別に離婚で良いという感じで、旦那さんもそれに同意していました。夫婦が壊れていく姿を目の当たりにして、ゾッとしました。

でも、結婚して2年ほどで浮気が発覚し、離婚になるとは呆気ないなとも思いました。そして、子供がいなくて良かったとも思いました。私も、きっと浮気相手の旦那さんのように、子供がいなければ、自分の感情をぶつけて、離婚をしていたでしょう。子供のことを考えると、それはできませんでした。

旦那と2人での話し合い

旦那は、反省している様子があったので、私も許すことにしました。ただし、当然ではありますが、浮気相手と別れること、そして今後また同じようなことがあれば、離婚も辞さないという決意を示しました。

私と旦那を繋ぎ止めたのは、息子の存在でした。息子は、旦那にものすごく懐いているので、息子から父親を奪うということが、どうしてもできませんでした。

また、浮気発覚の日から日数が経過して、私も冷静さを取り戻していました。その時の感情で離婚に走らなくて良かったのかなとも思っています。

その後の旦那の様子と夫婦関係

その後、旦那は完全なマイホームパパになってくれました。仕事が早く終われば真っ直ぐ家に帰ってきて子供と遊んでくれますし、外出も増えました。また、仲直りのために温泉旅行にも連れて行ってくれて、その時に指輪もプレゼントしてくれました。

その指輪を見る度に、きっと私は今回の旦那の浮気のことを思い出してしまうのですが、それと同時に、家族の大切さも感じると思います。誰にでも過ちはあると割り切って、今後家族で笑顔を絶やさぬように生活できれば幸せです。

そんな思いを旦那に伝えたところ、旦那は初めて私の前で泣きました。まるで子供のように泣きじゃくっており、そんな姿を見ていると、もう怒りもおさまってしまいました。

浮気をされた私も、余裕がなく、旦那を蔑ろにしていた部分もあるので、反省しました。自分のことを大切にして欲しければ、まず自分が相手のことを大切にしなければと思いました。

わざわざ私宛に手紙を書いて謝罪をしてきた旦那の浮気相手

旦那の浮気相手に対しては、一般的には憎しみの感情しか持てないのではないでしょうか。私自身もそうでした。

旦那の浮気が発覚してから、食欲も減退しましたし、何をしていても楽しくないのです。もう、心の底から笑うことができる日は来ないのではないかと思っています。

私の怒りは、旦那と旦那の浮気相手の両方に向いています。その状態は、今も変わっていません。

旦那の浮気相手からの要望

旦那の浮気が発覚した時、別れようか悩みました。でも、別れて1人で子供を育てられる自信もなく、結局は旦那と連れ添っていかなければ生きていけないと判断し、許すことにしました。

許そうと決めたので、私としては浮気相手との関係を解消してもらえれば、もう全ては終わりでした。旦那の浮気相手のことなど、思い出したくもありません。

しかし、旦那の浮気相手は、私にきちんと謝りたいということで、会いたいと言ってきたのです。私は、会ってしまったら、自分が何を言うか分かりませんし、どうなるか想像もつきませんでした。だから、絶対に会いたくないと思いました。

何度か、どうしてもとお願いされたのですが、お断りしました。旦那経由で依頼されており、謝罪のことよりも、旦那に連絡ばかりしていることの方が気になりました。

旦那から渡された一通の手紙

私は、浮気相手と会って話すことなどなく、断り続けていたところ、連絡がぱったりとなくなったようでホッとしました。これで、もう何もかも忘れてしまおうと思い、前に進めるように努めていました。

しかし、浮気相手からの手紙を旦那から渡されました。まさか、会ったのではないかと思いましたが、同じ会社なため、社内便で届けられたそうです。

中身は見たくもありませんでしたが、何を書いてあるのか気になりました。だから、恐る恐る開封してみました。

すると、今回の件に関する謝罪と、会社を辞めることについて書かれていました。それ以上に、何か要望があれば言って欲しいとのことでした。連絡先も書かれていました。

私は、もう一生関わりたくないですし、連絡先も破り捨てました。そんな私のことを見て、旦那はビックリしていました。何をやっても、私が悪者のようになってしまうのも嫌で嫌でたまりませんでした。

浮気相手は、私に謝罪をすることで自分の中で整理をつけようとしていたのでしょう。しかし、それを受け取った私のことは一切考えていませんし、ここにきても自己中心的だと感じました。謝罪をされたことで、私の怒りは収まるどころか、更に増していきました。

時が経っても傷は癒えない

旦那は浮気相手との関係を解消させ、浮気相手も無事に退職したとのことでした。これでもう一生関わることもないと思いました。

でも、ふとした時に思い出してしまうのです。旦那に裏切られたこと、浮気相手が悲劇のヒロインぶっていたこと、私がひどく落ち込んだことなどを。それらの記憶は、きっと一生変えることもなく、フラッシュバックのように蘇ってくるでしょう。私は、旦那のことを心から信用できなくなりましたし、一見平和な家庭も嘘の塊のように感じています。帰りが遅くなる時やケータイをいじっている姿を見た時などに、すぐに旦那を疑うようになってしまいました。きっと、もう一生傷は癒えることはないと思います。

時が経って浮気相手に思うこと

浮気相手の手紙のことを思い出すと、今でも腹が立ちます。不倫や浮気は悪いことというのは、初めから分かっていたはずです。謝るくらいなら、最初からしなければ良いと思いました。

まるでドラマに出てくるヒロインのような感じで、自分の姿に酔っていたのだと思います。そんな茶番に付き合わされた私は、たまったものではありません。

浮気相手の方は、新しい恋人ができたら、私のことや旦那のこともすぐに忘れてしまうでしょう。旦那ももう忘れていると思います。このことで一生苦しむのが私だけなのかと思うと、本当に悔しくなります。

浮気を疑ったなら、探偵の無料相談を利用して、傷が深くならないうちに解決した方が良いと思います。

参考にしてください。>>愛知県(名古屋)の口コミで評判のいい探偵事務所・興信所一覧